希少！ ガネーシュヒマール産カルサイト原石

商品の説明
滅多に出る事がないガネーシュヒマール産のカルサイト原石です。
ヒマラヤ水晶のメッカであるガネーシュヒマール山群では、バラエティー豊かな水晶が産出しています。様々な形状とインクルージョンの多様さで水晶マニアを魅了して止みません。この山群の水晶だけでもコレクションが増えてしまい置き場所に困っているマニアの方も多いと思います。
しかし、水晶とその共生、内包以外の単体で産する鉱物は非常に少なく、思い浮かべる事すら困難です。
これはヒマヤラ山脈全体的な傾向で、この山脈の生成過程が割りと単純(しかし大規模ですが)だったのかも知れません。
ユーラシアプレートにインド亜大陸がぶつかり、そのまま隆起したため、火山地帯の様な地下マントルからの様々な元素の供給が無かっなと思っています。
カルサイトは炭酸カルシウムから組成される鉱物ですが、特にスカルン鉱床等では最もポピュラーな鉱物です。しかし、ガネーシュヒマールではカルサイトは殆ど見ることがありません。ヒマラヤ山脈では貝の化石等ありますが、カルサイトが生成する条件が揃わなかったのではないでしょうか。
そのためカルサイト単体の原石は、私が見つけた物として、この個体たげでした。
2007〜8年頃の産出の物で、それ以降も産出したことは無いかと思います。紫外線には青白く蛍光し、少なくともマンガンは含まれていない事が分かります。これもヒマラヤ山脈の元素の種類の少なさを物語っています。
カルサイトマニアにとっては大変なレア物ではと思います。

137.7×60.5×54.4mm 222.22g

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