【ADISH】アディッシュ ADISH Nadi Lel-Tennis Long Sleeve Shirt

【ADISH】
テルアビブを拠点とする、イスラエルとパレスチナのクリエイター集団によるストリートブランド。 イスラエル人デザイナー Amit LuzonとEyal Eliyahu、パレスチナ系アメリカ人アーティスト Jordan Nassar、パレスチナ人 Qussayの4人で構成されるADISH®は、中東の文化とハンドクラフトを融合させ現代的な解釈を加えることで、長年にわたる社会的・政治的な対立に変化をもたらしつづけている。


【ADISHより】
アディッシュの各コレクションを通じて、私たちはイスラエルのパレスチナ占領の多くの層と占領が生み出す日々の闘争と苦しみに意識をもたらそうとしています。私たちの新しい春夏'23コレクション、コモンゴールのために、私たちはスポーツに目を向けました。

スポーツは、個人として、チームとして、そして社会として、私たちに力を与える能力を持っています。スポーツは、私たちがより懸命に努力し、性格を築き、協力し、スキルと教訓を学ぶことを要求します。スポーツ、およびそれらを取り巻くチームや組織も、社会の形成を助けるだけでなく、国家のアイデンティティの感覚を作り出すことができます。

パレスチナには陸上競技、特にサッカーの豊かな歴史がありますが、他のスポーツには陸上競技、水泳、ウェイトリフティング、レスリング、卓球などがあります。1948年以前は、アラブパレスチナスポーツ連盟(APSF)はスポーツ活動の主要な統治機関として運営され、合計65のアスレチッククラブのうち55以上がメンバーでした。

1967年にイスラエルがヨルダン川西岸とガザ地区を占領して以来、APSFと大多数のアスレチッククラブは解散しました。今日存在するクラブは、信じられないほどの闘争と犠牲に遭遇します。彼らの動きはチェックポイントや国境によって制限されており、アスリートやクラブが自分たちの間で競技や活動を簡単に組織するのを防ぎます。国際大会でパレスチナを代表する出国ビザは入手が非常に難しく、いくつかのアスリートとチーム全体がイスラエルによって拒否され、没収を余儀なくされています。多くのアスリートがイスラエル軍に逮捕され、負傷し、殺された。

私たちの新しいコレクションは、パレスチナのスポーツの歴史を祝い、占領がパレスチナ人、その文化、社会に及ぼす日々の影響に注意を喚起することを目的としています。コットンラグビーシャツやリップストップトラックスーツなどのスポーツにインスパイアされたカットやデザインは、競争とコミュニティの精神を呼び起こす、明るい新しい色で採用されています。コレクション全体のグラフィックとシンボルは、過去のパレスチナのスポーツクラブからインスピレーションを得ています。

Adishの中核にある工芸品を通じた文化の保存により、Lakiyaの手織りと刺繍のワークショップ、Majdal手織り生地メーカー、ヨルダン川西岸のパレスチナ刺繍女性など、占領されたパレスチナとイスラエルのクラフトワークショップとの長年のパートナーシップを継続することを誇りに思います。

また、ライフスタイルブランドiotaとの新しいパートナーシップにより、クラフトの努力をさらに進めました。2014年に設立されたイオタは、新しい美学とユニークなデザインの創造を通じて、かぎ針編みの手作りを保存することに重点を置いています。イオタの編み物プロジェクトの一環として、アディッシュはイスタンブールのイオタの編み物コミュニティと共同で作られた4つのカラーウェイで手編みのジャンパークルーネックを共同で開発しました。